激しい穴あきマフラーの修理(2021年8月1日)

なにやら排気漏れのような音がするなあと思って、よく見てみるとこんな穴が開いている!

買ったときには開いていなかったけど、エンジンがかかって調子よく走っているうちに腐食部分が吹っ飛んだ、のだろう。それにしてもパイプの肉厚が殆どなくて、ぼろぼろに錆びている。これは切断して配管を溶接し直すのが本来の修理なんだろうけど、そんな手間をかけるのはちょっと大変。とりあえず延命処置を考える。

反対側から見た図。

最初はちょっと亀裂が見えるなと思っていたのだが、ワイヤブラシで磨いているうちに穴が開いてきた。ここも相当肉薄になっているようだ。

取り付け状態のまま修理しようと思っていたが、ここまで痛んでいるとちょっと難しい。意を決して取り外す。

取り外して、排気口から見てみると、光が差し込む隙間がいくつか。これも腐食の仕業か。

まずは、洗浄液にドボンと浸け込む。入れものは、以前に飼っていた金魚の水槽。これがまさにジャズトサイズ。

綺麗さっぱり油汚れを落とした後のマフラー。それにしても窮屈なところをとぐろを巻いてクリアする苦肉の設計だ。

何かにぶつけたような跡と、大きな欠落部。

それを、ファイバーと耐熱パテ、金属メッシュの針金巻き、更にその上から耐熱パテ、で固めていく。それなりに修理は出来たかも?

もう一カ所、亀裂が発見されたので、そこも同様に修理。

乾燥させたあとに、耐熱塗装。

再び修理(2022年1月8日~10日)

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