白うさぎで能登半島へ

世界一長いベンチ付近。

空が綺麗、海も綺麗。

遠くに風力発電。このあたりには原発もあるけど。日本海も夏は美しい。

遠くから、なんかトトロに似ている岩だなと思いながら走っていたら、やはり。折角なので記念撮影。

ちなみに、トトロの目は、人工的に取り付けられたもの。

国道でそのまま輪島に向かわずに、少し遠回りして日本海の断崖を駆け巡る。アップダウンが大きいので小排気量車の白うさぎで走るのは結構大変だ。でも、良い調子で走ってくれる。こういう旧車に乗っていると、普通に動いてくれるだけで楽しい。

途中大きな小学校の廃校跡が。まだ建物新しいのに。窓ガラスにはうさぎの切り抜き紙がいくつか貼り付けられていた。子供たちがいきいきと過ごしていたであろう小学校だが、運動場も草むして今はひっそりしている。ツーリングしていると、こういう廃校跡をよく見かけるようになっていた。私の出身の大阪府でも街中に普通に廃校跡があるくらいだから地方ではなおさらだ。

輪島港に到着。多くの漁船が係留されていた。

今日は自宅を出発するのがお昼だったので、足を伸ばすのはここ辺りが限界。ぼちぼち引き返すとする。日没後は寒くなるから。

帰りは富山湾を巡る。

日本海も今日は穏やかだったが、富山湾は超凪ぎの海面だ。真っ平ら。富山湾は天然の生簀と言われているが、なるほどだ。このあたりの道路沿いには美味しそうな魚を食べさせてくれそうな旅館がいくつも並んでいる。コロナ後には泊まりに来たいものだ。

NHKのドキュメント72時間で放映されたこともある、のと鉄道の能登鹿島駅。春は桜で覆われるローカル線の駅。さすがに駅前に大型バスが止められる駐車場が整備されていた。でも今は私のスクーターのみ。たまたまやってきた列車のお客さんもごくわずか。これでは経営は大変だろう。

たまたま立ち寄ったのに、上下線の列車が交換するというグッドタイミング。一時間に1本くらいしかないのに!ついているな。

駅の正面はこんなかんじ。国鉄がこの路線を開通させた際に地元が桜を植えたとか。それが今では観光地。

また桜の季節に来てみたい。

だんだん日が傾いていくと、小さい虫が顔にいくつもぶつかってきてチクチクする。なので、バンダナで顔の下半分を覆うことにする。ゴーグルとバンダナで、顔は全く見えなくなるし、ちょっと怪しい雰囲気も出る。

氷見に到着。鏡のような富山湾の夕暮れ。

楽しかった、うさぎツーリング。燃費を計測するとなんと40km/リットル。なかなか良い。トラブルなしで完走、めでたし。

 

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