試走(2021年6月21日)

とりあえず走ってみようと思い、外部タンクで点滴してエンジンを始動。

ミッションを変速しようと思うものの、ん?ギヤが入らない? ガチャガチャやっていると入るけど、何かヘン。

 

あまりに入り方が異状なので、マニュアルを確認したら、どうやら組み間違い。ミッションカバーを取り付ける際に、ミッションレバーをきちんと組み付けていなかった!なんと。ここのカバー、最初はガスケットの位置がずれて油漏れ、そして組み付け、など何回か付け外しをしたのだが、肝心なところをきちんと組み付けていなかったということ。ちゃんとマニュアル読んでから作業をしないといけないなと改めて反省。

 

しかし、試走してみるとまだ何かヘン。三速が一速みたい。完全に逆だ。ワイヤ組み間違い・・・

この日本のワイヤーが逆。組み間違いだ。ちゃんと確認してから取り付けないと・・

何か初歩的ミスを連発させてしまい、意気消沈だ。

 

そして試走。今回は大丈夫。1速⇔ニュートラル⇔2速⇔3速としっかりと変速できる。まあ当たり前といえば当たり前。

しかし、実は燃調が上手くいかない。

キャブ洗浄

前回、パイロット系の部品を外して洗浄していなかったので、今回は念入りに。すると確かに、流路が詰まり気味だった。汚れを飛ばして貫通することを念入りに確認。ヤマルーブ、最強である。最初からこうしておけば良かった。

 

そして満を持して試走するも、ダメだ。確かにふけ上がりに改善が見られるので、掃除の効果はあった感じ。しかし、チョークを戻すと、アイドリングせずすぐにエンストする。その状態ではエンジンは懸からず、チョークを引くと始動する。そしてそのままアクセルをふかすとちゃんと回転が上がる。しかしチョークが戻ると不調が出始めてエンストに至るという状態。チョークが戻ってもアクセル開度1/4~1/2ほどではちゃんと走り続けるのでメイン系統は大丈夫のはず。なのにスロットルオフになるとアイドリングしない。パイロットスクリューの戻し回転数を調整しても状態変わらず。んーなんでだろう。

念のため、エアフィルターを点検してみたが、綺麗な状態で全く問題なし。スプリングとか結構錆びているが。それにしても、部品がことごとく鉄で出来ている。こういう入れものとか、今なら100%樹脂製品。このバイク、鉄スクーターとはよく言い得ていると思う。

 

マニュアルによれば、スロットル開度1/8~全開ではパイロット系のみでは燃料が不足しメイン系統が機能する、スロットルバルブを開いた状態でチョークを引いても燃料は濃くならない、とある。現車の現象と照らし合わせると、やっぱりパイロット系がまだ不調ということだろう。そういえばパイロットジェットの穴にはヤマルーブはかけたけど、貫通を確認していなかった。それかな・・・ とりあえず今後のことも考え、キースターのキャブ調整キットを入手し、ジェット類を新しくしてみようかと。

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