ファン取り外し工具を入手したので電動インパクトで締めていくとあっけなくファンが外れた。
写真を見て気づく人は気づいていると思うが、ボルトを差している部品の皿ビスが5本外れている。これ外さなくても良いところを外してしまったというもの。ちゃんとマニュアル見なかった失敗!更には皿ネジの頭を全てなめてしまって、うち1本はエキストラクターを折れ込ましてしまうという痛恨のミス。実は写真の段階ではその折れ込んだところが外れていない。
この後、ファンを単体にして、折れ込んだのと反対側の方からボール盤で小さい穴を開けたりタップを差し込んだりといろいろやっているうちに取り出せた。よく見るとこの5本のM5×10mmの皿ビス、ファンの裏側でポンチで回り止めされていた!それでショックドライバーを使ってもねじ穴をなめてしまったということ。
そんなこんなでファンを取り外し、姿を現したのがポイントとセルモーター兼ダイナモのブラシ。
折角なのでブラシを点検する。
4本のブラシがどれも15から16mmの長さだった。使用限度は14mmとマニュアルにある。
このブラシ、よく見ると側面になにやら溝が施されている。これが本当の使用限度? 12mmくらいまで使えそう。
このラビットは走行が約2万キロ。走行方法で摩耗の仕方も変わるだろうけど、概算で千キロ当たりの摩耗量を計算してみる。
新品のブラシ長は21mmなので、千キロ当たりの摩耗量は(21-15)/20=0.3mm。ということは、15-12=3mm分使えるとすると、あと1万キロは使用に耐えられるということだ。15-14=1mmしか使えないとしても、3千キロは使える。私の走行キロを考慮すると、これは相当持ちそうだ笑。
先週にポイント調整がどうしても上手くいかなかった。そこでギャップ調整と点火タイミングの関係について調べてみた。
その結果がこれ。よって、今よりもギャップを狭くしてタイミングを遅らせた上で、ポイントベースを微調整すれば良い。
実際に試してみたところ、このギャップ調整の影響は割と大きく、ギャップを0.4mmから0.3mmにするとポイントベースによる調整が可能となった。そうこうしてるうちにギャップを0.4mmにしてもタイミングがばっちり合った。ホント微妙だな。