実は、ちょっと困ったことが起きている。
というのは、リアブレーキの動作がおかしいのだ。
ブレーキアームの遊びを調整し、良い案配になったところで乗車してリアブレーキをかけたところ、困ったことに全く効かない。逆に、効くように調整したら、降車した際にブレーキが効いてしまっている。一体はこれはどういうことか??
要は1G状態と0G状態でリアブレーキの挙動が異なるのである。
そこでネットでカフェレーサー仕様にしているCB125JXのリア周りのセッティングを何気なく見ていると、どうやらリアブレーキアームの位置が私のとは異なる。そういえばリアブレーキアームは効き始めのの位置をちょうどブレーキロッドに対して90°くらいの位置になるところにするのが大事ということを思い出した。他車を見ているとやはり全てそのような位置にブレーキアームがセットされている。なるほどやはり。では何故か。この際、その理屈をきちんと抑えておきたいと思い、考えてみた。
近似して考えてみたのだが、多分これで良いんだと思う。
きちんと理屈が通っているということがわかり、すっきりした!
一旦組上げてみた。まあまあのルックスだともう。逆スワローハンドルもセパハンに交換し、よりレーサーっぽくなった。
チェンジロッドちょうど中央付近で結合されているのは、ちょっと目立つなあ。やはりもうちょっとクールな仕様にしないと。
ステッププレートはVT250F用をステップ周りの部品もろとも流用しているが、プレート自体は必要最小限の部分のみとするため大分切り落としている。
取り付けたベルリッキ製セパハン。29Φのものなので、1mm厚のアルミ板を円柱状に加工し、スペーサーとしてインナーチューブとの間に挿入している。
ハンドル位置が下がったので、タンクと微妙に干渉する。そこでハンドルロックがかかりかつ干渉しない微妙な位置でハンドル切り幅が止まるようにこのようにハンドルストッパーを取り付けた。アルミ板を曲げて自作した。いかにも手作りであるが、機能上は全く問題ないので良しとする。
CB50のタンクを取り付けたらハンドルストッパーなしでも全く干渉しなかったのだが。
こちらの仕様もこれはこれでクールだ。