コック流路自体は大丈夫そう。どうやら、フィルターの詰まりだったみたい。軽症だ。パッキンもくたびれているが何とか持ちこたえてる。
花咲かGの錆取りを行ったものの、どうも底のサビが完全に取れない。水分をはじいている様に見えたので、マジックリンで洗浄して改めて花咲かG。抜き取って確認するもまだサビが残っている。というようなことを京都に帰る度に行っていたが、どうも解決しない。今回も同じだったので、花咲かG液の能力が低下したのかもしれないと思い、保存していたリンス用花咲かG液を持ち出してタンク内に注入すると、なんと数時間で真っ黒に。ということは見えないところにまだ大分サビがあるということか。
すると、ポタポタとお漏らしが。なんと穴が開いている。電動ドリルでワイヤブラシ攻撃をしていたら見る見るうちに穴が大きくなってきた。なるほど、このあたりは相当錆に侵食されているということか。そこで再板金ハンダで修理。花咲かGの新品を仕入れて、また帰宅時に処置することにしよう。
花咲かGの錆取り能力が落ちてきたので新しいものを入手し、タンクに投入するとお漏らしが!ええ!確認してみると、結構大きい穴。
あらまあ、こんなに大きな穴が。
そこでもう一晩ねかしてたら、またこんなところから・・・
ねじ穴のようなピンホール。ここはタンクエンブレムとの隙間で水が溜まっていたのだろう。ちょっと雨ざらしになっていたのかな。なかなか手強いタンクだ。
そして、タンク後方の左側からも滴り落ちていたのだが、この錆!!嫌なものを見てしまった。少し削り落としてこの状態。
ヤフオクで調達したマイクロリューター。小さいけどとても威力がある。歯医者になったような気分。チュイーーンと歯が痛くなるような音がして、錆を落とし、地金を綺麗にだしてくれる。サンドペーパーでごしごしやることを考えると、とっても楽。そして半田付けを行って、とりあえず新たに出来た穴はふさがった。
花咲Gすると、また小さな穴が開く。タンク内でのぞき込めるところの錆は取り除かれているはずなのだが、まだ見えてないところに錆が残っていると言うことだろう。そしてまた穴を塞ぎ、ってこと数知れず。このあちこちのパッチあてではなく、広範囲に処置しないといけないと判断し、ブリキ板を切り取ってタンクの地金があばたになってるエリアを全面的に塞ぐことにした。これはタンクの右側。
これはタンクの左側。
合計3カ所広範囲の板金ハンダを行い、漏れが止んだことを確認し、最後の花咲Gとリンス処置をしていたらコック周りからポタポタ。ほんと、いい加減にして!笑 最後はコック取り付け座周辺も板金ハンダで広範囲に埋めてしまった。これでどうだ、ってことで漏れ修理完了。ふーーつ。このタンク、相当手強かった。これくらい地金の腐食ピットが発生してるものは、穴あき予備軍が多数存在しているので、穴を一つ一つ直すよりは、こんな風に修理した方が楽だし美観上も良い気がする。
今回の連休ではこれで終了。内部を花咲Gリンス処置し、自然乾燥させておく。