びっくりするほどの大穴(2021年5月29日)

内部にまだわずかに錆が残っていそうだったので、今週月曜日に金沢に戻る前にリン酸液を入れていたのだが、この金曜日に帰京したら半分くらい液が減ってしまっていた。もう漏れは完全に修理したはずなのに。翌朝水を張って確認すると、写真のように噴水状態笑。この穴はでかい。直径3mmくらいはあるか。まだこんな錆が潜んでいたのか。もう勘弁して欲しい。このあたりはタンクの入り口からは見えないので直接状態が確認できないのが厄介だ。

更にはタンク後ろ側の溶接部からも滲んでくる。この辺はとても修理がしにくいところ。

今回のタンク修理ではこのリューターがとても役に立った。金属面を出せるので板金ハンダがとても馴染むのである。

しかし、何回かハンダするも、どうしても一カ所は漏れが止らないし、半田コテが入らないような奥部に患部が潜んでいるようだったのであきらめてエポキシパテを充填する方法に途中から作戦変更。それでもまだ漏れ出し、何回かパテ込め行ってなんとか完治。

しかし、タンク内部をのぞき込むと錆が・・・あ、これW3で経験した、酸による腐食のようだ。半田付けする前のフラックスは強酸性の液体なので、タンクサイドの大きな穴を直したとき、フラックスがタンク内部にある程度漏れて入ってしまい、それが錆を誘発させた模様。こうなると、中和させないと直せない。錆をとってもまたすぐ錆びる。手を突っ込んで取れる錆を取り除き、その後にマジックリン原液を注ぎ込み、しばらく放置。幸い取り除いた錆の再発は起きていないので中和は成功したと判断し、改めてリン酸液を充填。昼から夕方まで放置していたが漏れ無し。見た感じ、内部の錆も取れたようだ。よしこれでほんと修理完了としたい。次に帰京するのは再来週末。その時にタンク内部の状態が良ければ、いよいよ塗装工程に入ろう。

 

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